突然ですが問題です
クライエントがあなたに今後のキャリアに関して相談をしています。
以下の相談内容を「つまり~ということですか?」と一言で要約してください。
————–相談内容————–
機械加工の仕事を始めてから4ヶ月が経ちました。私は今という今まで、何となく就職して何となく遊んで暮らして行ければいいかなと考えていました。しかし最近になって、仕事が合わないと感じるようになりました。
毎日同じことで怒られてばかりで、思うように理解できません。辞めたい、やめて次にいきたい、とばかり思うようになり仕事の勉強をする気が起きないと言った状態です。
これから僕がやりたいことを探し、これから専門学校に出たいと思っているのですが、どの分野を勉強していこうか、また、どのような分野で活躍できるかなど、分かりません。
————————————-
いかがだったでしょうか?
回答例としては以下のようになります。
⚪︎「つまり、やりたいことを見つけたいということですか?」
×「つまり、仕事を辞めたいということですか?」
では、なぜ前者が正解で、後者が不正解なのでしょうか?
それは、前者がクライエントが本当に話したい本質部分を抽出できているのに対して、後者がそうでないためです。
コーチングの要約とは、進むべき方向を示す道標ということができます。
混沌とするクライエントの考えを整理し、目指す方向へと導く重要なスキルです。
逆にコーチが要約できなければ、途中で何を話しているのかがわからなくなり、セッションは迷走していきます。
では、どうすればクライエント話を上手くまとめられるようになるのでしょうか?
それはクライエントの話の展開に応じてまとめるということです。
話の展開の型は5つあります。
・同列の話が並ぶ「並列」
・原因と結果を話す「因果」
・意見と背景を話す「主張・理由」
・相反する欲求を話す「葛藤」
・話の中に隠れた目的がある「本質的欲求」
この5つになります。
実は私たちの話にはパターンがあり、それを先に知っておけば要約は簡単にできるようになります。
本講座では、具体的な要約の仕方を35のワークとともに解説していきます。
ワークを通して要約をマスターし…
「あなたと話せてよかったです」
「モヤモヤしていた考えがまとまりスッキリしました」
「また話聞いてください!」
とあなたのコーチング相手から言ってもらえる未来を目指しましょう。
また、講座には30日間の返金保証がついているので、万が一満足いただけなかった場合は返金させていただきます。なのでノーリスクで受講することが可能です。
改めまして、本講座ではコーチングスクールではあまり取り上げられない、要約の方法についてマスターしてもらい、コーチ起業への自信をつけてもらえたらと思っております。
それでは、コースでお会いできることを楽しみにしています!