本講座は、誰でもデータ戦略について幅広い視点から理解を深められる入門講座、です。
データによって生み出される価値が叫ばれて久しいですが、実際に社内でデータ利活用を進めようとすると、以下のような障害を経験した方が多いのではないのでしょうか?
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データをどのように使ったら成果が出るかが分からないので活用が進まない
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社内にさまざまなデータが点在していて、管理されていないためにデータ活用が進まない
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社外のAI事例などを聞いて取り組みたいが、AIプロジェクトを推進できる人材がいない
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データを扱う組織がないので旗振り役がいない
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どこから着手していいかが分からず手詰まりになる
統計やデータサイエンス、SQLなどの個別技術については、多くの優れた書籍やオンライン講座がありますが、実際にデータ活用を進めていく上では、それらの点と点を意味のある形でつなげていく必要があります。私自身、いざデータ活用に挑戦していこうというタイミングで手詰まりになってしまう事例を多く見聞きしてきましたし、そこから立ち直るために様々なサポートをさせていただきました。
本講座では、データ戦略を描き、将来待ち受ける落とし穴に対処しながら、データ活用を進めるための実践的な知識を身につけることを目的としています。
データ活用に関連する話題は広いですが、本講座では、
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データ分析によって意思決定を支援する活動
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AIを用いた機能開発を進める活動
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データを安全・効率的に管理するための活動
の3つの領域に分けて全体像を整理しています。
さらに、
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短期的に価値を生み出す活動
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中長期で価値を維持する活動
の2つの軸を追加し、将来に渡ってデータが価値を生むために何をすればいいのか見通しを立てます。
扱う内容は、
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KPIマネジメント
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課題分析のパターン
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AIプロジェクトの推進方法
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どのようなデータ基盤を作るべきか
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データガバナンス
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データ組織
など多岐に渡ります。
「誰でも」と書いたように、統計やデータ分析技術について知らなくても、全体像を俯瞰できる構成にしています。データをすでに使えている方についても、戦略の整理に役立てていただけるよう配慮しました。
本講座は、データ活用の全体像を俯瞰して扱っていること、特に中長期視点での考慮事項や組織についても言及している点で、ユニークなものとなっています。
ここで紹介する内容が、受講者の方の理解を高め、本当の意味でデータが活用できるようになるための一助となれば幸いです。参考となる書籍も多く紹介しています。
みなさんの活動が意味のあるものになるよう、一緒に勉強していきましょう!